日 時:令和6年8月22日木曜日15時~16時半

場 所:奄美市役所 5階会議室

参加者:イオンプラザ大島店、スカイマーク、ばしゃ山村、里見海運、しまバス、人権擁護委員協議会、あまみ大島観光物産連盟、大島地区身体障害者連絡協議会、北大島地区手をつなぐ育成会、鹿児島県弁護士会、大島支庁保健福祉課、奄美地区5市町村保健福祉担当者、奄美障害者等地区基幹相談支援センター  (約30名)

 

 

今年度の多くの地域の事業者の方に参加してもらい、障害者差別に関する事例共有や意見交換を行いました。

まず、県の暮らし安心相談員から昨年度の相談のあった事例報告があり、そらうみ法律事務所の青松弁護士のミニ講話では、事例を交えての改正法のポイント説明があり建設的な対話の必要性を確認できました。「思いやり「や「優しさ」からではなく誰もが持つ権利として「合理的配慮」をする必要があるという話が印象的でした。

又、地域の商工会議所の会員事業所へのアンケート(39件)では、「当たり前に配慮をしている」という回答の他に「精神障害の場合など気づきにくく難しい」と感じている意見もあり、4月から施行された改正障害者差別解消法について8割が「内容を知らない」と回答されている現状から、「自分たちが行っている合理的配慮」「地域への周知」という話題で活発な意見交換がありました。

参加している事業者の皆さんからは、「新たな気づきがあった」や「今後の取り組みに活かしたい」という感想も聞かれ、企画する事務局としてもこれからも好事例を積み重ねながら有意義な場を設定していきたいと思います。

奄美新聞→障がい者への「合理的配慮」意見交換 – 奄美新聞 (amamishimbun.co.jp)

南海日々新聞→南海日々新聞記事