ピア部会キックオフイベント
(日時)令和3年12月24日(金)16時半~18時
(場所)奄美市市民交流センター3階大多目的室
(参加者)48名
今年から協議会に障害のある人たちが語れる場として設置されたピア部会。しかし、コロナ禍のタイミングと重なりみんなで集まることができずにいました。今回、感染状況をみながら満を持してそれぞれが安心して参加できる形で開催にこぎつけました。
最初に緊張をほぐすためにリラックス体操を行い、一息ついてからのスタートです。東京から来島した内布さんも、PCR検査の陰性証明を手に初めての奄美ということで着る服に困ったと話してました。途中、発表用のPCを入れ替えるなどハプニングもありましたが、改めて内布さんの発病から現在に至るまでのリカバリーストーリーや、障害のある当事者として活動している中で感じる「当事者のことを決めるのに当事者不在の状態」についての思いを話してもらいました。
後半の意見交換では、相談支援専門員等の支援者とペアになりそれぞれの感じた印象や意見を出して各グループで意見交換を行いました。その後の質疑では、内布さんのストレス解消法や病気と仕事の付き合い方、障害や病気をマイナスに捉えない考え方を教えてもらい終了となりました。参加者からは、「当事者だからこそ、話をスッと聞くことができた」「ピア活動の必要性がわかった」「意見を言う機会があって良かった」等の感想がありました。
「また、参加したい」という意見も数多くあり、今後のピア部会の活動の必要性をそれぞれが感じながらとても有意義に過ごしたキックオフイベントとなりました。ピア部会としては、この後も定期的に参加者が自由に語れる機会を作っていきたいと思います。
イベントの終わりには、就労支援事業所「夢来夢来」の提供したプレゼント(ラスク、マドレーヌ)が参加者に配られ、笑顔のクリスマスイブでした。