【日時】平成30 年2月9日(金)17:00~20:00
【場所】奄美市AiAiひろば 2階多目的ホール
【参加者】精神障がいのある方のご家族、支援に関わる方 (23名参加)
【講師】高森信子先生
教職10年を経て子どもの心のアートセラピストとして、幼児・小児の美術教育に15年携わる。その後東大SSTリーダー養成研修を経て1989年当事者や家族ボランティアなどのSSTリーダーとして活躍中。主な著書に「あなたの力が家族を変える」「家族が知りたい統合失調症への対応Q&A」「マンガでわかる統合失調症(家族の対応編)」や「メンタルヘルスマガジンこころの元気+」「統合失調症のひろば」に寄稿。
※SST(社会生活技能訓練)日常生活上でのコミュニケーションの方法を集団で学習、習得していく訓練のこと。
全国を飛び回る高森先生。昨年に続き4回目の開催でしたが、今回は支援者の参加が多い講座となりました。
前半は、家族や支援者としての関わりの中でついつい口に出してしまう言動を取り上げ、どうやって安心を与えていけばいいのかということについて説明されました。
そして後半には、それぞれの困りごとを取り上げ一つ具体的な場面について考えて行きました。シャイな人が多いのか、なかなか手が挙がりませんでしたが、終わった後に個別に話を聞きに行く参加者もいました。『「病」を雨に例えるなら、障がいのある方は、傘をさしかけてくれるだけでなく一緒に濡れてほしいのです』という言葉に寄り添う支援について考えさせられました。
講座で学んだことを家庭や職場に持ち帰り、実践しながらコニュにケーションの方法について練習していきましょう。