日時:令和6年1月26日(金)15:30~17:30
場所:アマホームPLAZA(市民交流センター) マチナカホール
参加人数:92名(リモート参加者を含む)
内容;
講演「子どもの寄り添う対人支援~居場所づくりに必要なこと~」
講師:杏林大学保健学部健康福祉学科 教授 加藤雅江氏(精神保健福祉士)
パネルディスカッション
パネラー:龍郷町子ども子育て応援課 川口みどり氏(保育士)
奄美市教育委員会 福山八代美氏(スクールソーシャルワーカーコーディネーター)
聖隷福祉事業団のぞみ園 大海智美氏(主任相談支援専門員)
前半の講演では、加藤氏自身が大学病院の救命救急センターでかかわった自殺未遂や薬の過剰摂取の子どもとの経験から、SOSを発信できる体制づくり、子育てを地域の役割として考えることで重層的な支援体制や環境づくりの必要性を訴えました。又、子どもの困りごとを解決しないままでいることで、その困りごとを抱えたまま大人になる課題や、子どもから見えてくる家族の課題へのアプローチについて事例を挙げながら話されました。
パネルディスカッションでは3人の登壇者が、それぞれの仕事で感じる課題について報告を行い、この地域にあったら良いと思う多様な場について意見交換を行いました。
参加者からは、「講演もパネルディスカッションも、もう少し話を聴きたいと思ったが、限られた時間の中で多くのことを学ぶことができた」という感想をもらいました。